
職場の士気向上のための対策
企業側が従業員の働く意欲を向上させる施策をするまでもなく、自ずと積極的に勤務して欲しいものですが、従業員のモチベーションは従業員任せにするのではなく企業が働きかけてあげた方が結果として良くなる事も多いようです。
■やる気とは何か
希望する仕事に就けた人が意欲的に労働する事は想像に難くありませんが、苦手な仕事や別段熱意の持てない仕事に従事している人はどのようにモチベーションを維持するのでしょうか。
自身の生活費や養っている家族がいるなどの理由は働く為の根本的な動機にはなりますが、それらは必ずしも一生懸命打ち込む事や情熱を持って労働する事の動機になるとは限らないでしょう。
仕事に熱意はなくとも毎日会社に行き言われた最低限の仕事をしてお給料がもらえればそれでいい、という人も多いのではないでしょうか。
やりがいよりも生きて行く為の生活費を得る事の方が大事なのは当たり前ですし、人生100年時代と呼ばれる程長寿国家でありながら年金だけでは暮らしていけないという見通しの暗い国なのですから、貯金をする必要もあるのです。
仕事に対してのやる気とは労働意欲の事であり、仕事への興味とも言えるでしょう。また特別仕事の内容自体に興味が無いにしろ、業務を改善したり効率化を図るにはどうしたらいいか?もっと別の視点があるのではないか?などの仕事や職場を向上させる意思がある場合も『やる気がある』と言えるでしょう。
■やる気がなくなる理由
ヒトという生き物のやる気が起きる最大の理由は報酬が得られるか否かではないでしょうか。
金銭以外にも知識や能力が育つ、経験値を稼げる、人から評価される・羨ましがられるなどの脳から快楽物質が分泌されるご褒美があれば、それらは働くメリットとして認識します。
しかしメリットもあるがマイナス点もあるという場合、マイナス点の大きさによってはメリットをプラス材料に感じられなくなり、やる気低下に繋がってしまう場合もあります。
また不公平さを感じた場合や正しく評価されていないと感じた場合も士気低下に繋がります。
同じ仕事をしていても給与に差があるケースや手柄を他人に横取りされるといった事も大きく影響するでしょう。
例えば、仕事中居眠りばかりしている人がなんのお咎めもなしにあなたと同じかそれ以上のお給料をもらっていたとしたら、あなたはどう思いますか?真面目に働くのがバカらしく感じはしないでしょうか。
会社が平等に従業員一人一人の事を想ってくれている実感がやる気低下を引き起こさない為の最低限の条件なのかもしれませんね。
■一人一人のやる気が現場の士気に影響する
不真面目で周りの人の足を引っ張る従業員がいる職場で、現場の士気を高め維持するのは簡単な事ではありません。
一方、不真面目な人は居ないが、自分たちの夢ややる気・労働力を搾取されていると感じるような待遇の職場でも、現場の士気を維持し続ける事は困難と言えます。
励ましあって乗り越えられる事もないとは言えませんが、不当に扱われていると感じている人間は次第に疲弊して行きます。なぜなら多くの場合、一時的に乗り越えたとしても根本的な解決には至っておらず、希望がないからです。
■ほんの少しのご褒美でも効果あり?
従業員が、自分たちを会社が大切にしてくれていると感じる事のひとつに福利厚生があります。充実した福利厚生は職場への愛着や感謝の念を生み出します。
そういった事がやる気を引き出す事に有効なのです。
またライフスタイルの変化に合わせて時短勤務をする事が出来たり、テレワークの導入なども有効のようです。
会社の都合に合わせて働くしかない職場より、従業員のニーズに合わせ柔軟な対応をしようという姿勢が見える職場の方がポジティブな感情を抱きやすいですし、転職しようという気持ちが生まれる可能性も抑えられるでしょう。
福利厚生サービスには社内に出張してくれるものもあり、従業員は会社に居ながらその恩恵を受ける事が可能です。
弊社でも出張型のアロマトリートメントサービスを提供しており、施術を受けて頂いた従業員方から『これからも仕事をがんばっていこうと思える。』等のポジティブなフィードバックを頂いております。
ストレス解消もやる気向上に大いに貢献してくれます。
弊社ではアロマを使ったリラクセーションサービス「おふぃすdeあろま」を提供しています。ご興味がございましたら一度お問合せください。
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以下は実際の施術風景