
福利厚生をやるなら無料がいい?
福利厚生には様々な種類があります。その中でも例えば外部のお店を安く利用出来
るというようなクーポン券的なものの支給というものもありますね。通常お店に行くと肩もみ10分500円のところ、400円になる、的なものです。日頃から通っている方々、あるいはいつか行こうと思っていた方々にとっては使わない手はありません。
一方では、通常そのようなところには行かない方が100円安くなったからといって行くでしょうか?仮に半額の250円になったとしても利用者数が劇的に増えるとは考えにくいと思うのは私だけでしょうか。
やはり従業員にとって今まで使用していなかった事に「お金を使う」ということはハードルは高いものです。
■福利厚生は無料がいい?
弊社では【おふぃすdeあろま】というアロマテラピーの出張サービスを企業向けに展開しています。企業の会議室を週に一回とか月に何回とか決めてアロマサロンにしてまうサービスです。アロマのエッセンシャルオイルを使用してハンドケア、フットケアを行うサービスです。導入企業の従業員の方々には大変好評を頂いています。
★実際の施術風景(ブース設置/撤収に必要な時間は15〜30分程度です)
企業のコスト負担の仕方については様々ですが、全額が会社負担(つまり企業は福利厚生費を使用し、従業員は無料)で実施した場合、どうなるか。
アロマテラピー無料!? 行かなきゃ損。どんな風なサロンになっているんだろう。リラックスできる空間になっているのかな。。。まぁ無料だし、そこも見てみよう。→予想通りの気持ちよさ。次回も絶対行こう。雰囲気も良いし、ホント普通の街中にあるアロマサロンみたいだったなぁ。あ、そうそう、友達にも教えてあげなきゃ。
アロマって何? だけで無料だから行ってみるか。
→こんなに気持ちよいものなんだ。。。会議室もあんな良い雰囲気になるのか。。。これは毎回行かなきゃ。
そして、受けた方の声は
「こんなに素敵な事を従業員のためにやってくれるうちの会社スゴイ」
「この会社入ってよかった〜。明日かもがんばろう」
というものです。(実際のアンケートから)そして予約がすぐ埋まってしまう状況となります。ありがとうございます。
■とはいえ有料の福利厚生サービスにした方が良いケースも。。。
これが、有料(半分会社負担も含む)になるとどうなるか。。。
社内でアロマテラピー? 気持ちいのは分かってるんだけど、お金かかるのか。。。
→行きたいけどその分のお金を使うならグレードを上げたランチにした方がいいかな。。。あるいはもう少しためて街中のサロンに行って全身たっぷりやってもらった方が良いかな。出張アロマサロンだとリラックス出来る空間なのかどうかもわからないし。。。不安なものにお金払うのもなぁ。止めておこう。もしいいサービスなら口コミで広がるだろう。それまで待とう。
アロマって何? なんだか分からんけど。。。ああ、お金かかるのか。じゃあいいや。
→思考停止
こんな風な感じなので、サービスの良さが広まるのに時間を要します。ポスターやチラシには載っていない実際のサービスの良さは体験した人から口コミで広がるものですからね。
しかし一方では、大手企業様に見られる以下のようなケース
- 無料にするとなると全社員を対象にしなくては公平ではない。しかし全国に多くの拠点があったり、他社に出向している社員がいるので、全員対象に開催するのは難しい。
- 類似したサービスは有料でやっているので、このサービスだけ無料にする訳にはいかない。
この場合は有料にすることで、上記課題は解決出来る事が多いようです。
アロマテラピーのような福利厚生サービスを展開するときには会社が全額負担し、従業員は無料で利用出来た方が一気にサービスの認知は広がり利用者は増える一方、公平に他の福利厚生サービスとの兼ね合いを考えた場合には有料にさぜるを得ないケースもあります。導入企業としては有料にする場合その料金設定については、何度かトライアルしてアンケート等で従業員の意見を吸い上げて決めていくのが良いでしょう。
【おふぃすdeあろま】
「ハンドケア」「フットケア」「ショルダーケア」サービスはは月に一回、週に一回など短時間で実施する福利厚生サービスです。セラピストがその時だけ企業に伺い、オフィスのスペースの一部をアロマ芳香空間に返信させて、アロマのトリートメントサービスをするものです。従業員の方々はその中で至福の時間を過ごすことが出来ます。企業はその日だけ、会議室や休憩室等のスペースを提供するだけです。これまでご提供している企業様の従業員様からは「リラックス出来た〜」「この会社に入社して良かった〜」という声を多数頂いています。予算に応じて月の実施回数もコントロール出来ますし、準備や片付けに手間がかからない事も導入のしやすさにつながっています。
詳しくはこちら → 「おふぃすdeあろま」